つれづれなるままに

好きなことをだらだら書いてます 主に邦楽、本、ゲームの感想をちょこちょこ

生きてるお

細々と生きてます。

いやぁねぇ……忙しかったもので……。

まあ言い訳は置いといて、書きたいことは山ほどあるんですよ。ハリーポッター

新刊のこととか、ポケモンとか、曲とか……。でもそれより一つご報告が……。

パソコンがBANしましたよええ。いや私使えるパソコンが二台あるんですけど

これを書いてるほうのはもっぱら検索用でして。母のお下がり故にソフトとか

ほぼ皆無ですからね。こっちの方が軽いのに……。んで、BANした方というのが

もう一台のあほみたいに重いやつです。ほんとに。でもクリスタとかワープロ

ソフトはそっちに入ってるんで絵を描いたり、小説書いたりはそこでやらざるを

得ないんですね。つまり……。

データ飛んだよ

泣きたい

無題

無題について語る。

なんじゃそりゃ、ってなった人はこれを見てほしい。


amazarashi 『無題』

私の最近のお気に入り、amazarashiの曲だ。

この曲はamazarashiのなかでも特に際立ったストーリー性が功を奏し、

多くの人気を博している。私が初めて聞いたのもこれかな。

今回はこの曲を音楽性・文学性両方の側面から評価してみたいと思う。

音楽性

所見の人がまず思うであろうことは、

「起伏がねえ。」

そのとおり。Aメロはただ8分で刻むばかりで、ポエトリーディングソングに近い。

秋田ひろむ自身が少しセーブして歌っているようにも感じる。

でもリズムが面白いので不思議と聞けてしまう。

だからこそ淡々とした歌声にのる歌詞が際立つのかもしれない。

歌詞の話はまあ後にするが、曲が進行して

サビに入ると一気に盛り上がり、メロディアスな一面を覗かせる。

MVの効果も強いが、一気にぐっと来るおかげで世界が広がったかの様な錯覚に陥るのだ。

そこに秋田が本気で声突っ込んだら、まあ無理。

一瞬で陥落だ。ははは。

今更だけど自分の語彙の無さに軽く絶望。本当に今更。

というか自分は音楽の専門家でも無いので偉そうなことは何一つ言えはしないのだが、

歌詞を最大限に引き立てているからこそ世界観にどっぷりはまれるんだろうなあ。

うん。

 

文学性

こっちですよ、主に語りたいのは。

まず歌詞を並べてみる。

 

木造アパートの一階で 彼は夢中で絵を描いていた

描きたかったのは自分のこと 自分を取り巻く世界のこと

小さなころから絵が好きだった 理由はみんなが褒めてくれるから

でも今じゃ褒めてくれるのは 一緒に暮らしている彼女だけ

でも彼はそれで幸せだった すれ違いの毎日だけど

彼女はいつもの置手紙 桜模様の便箋が愛しい

気付いたら夜が明けていた 気付いたら日が暮れていた 気付いたら冬が終わってた

その日初めて絵が売れた

 

状況は既に変わり始めてた 次の月には彼の絵は全て売れた

変わってくのは いつも風景

誰もが彼の絵を称えてくれた 彼女も嬉しそうに 彼にこう言った

「信じてたこと 正しかった」

 

絵を買ってくれた人たちから 時々感謝の手紙を貰った

感謝される覚えも無いが いやな気がするわけも無い

小さな部屋に少しづつ増える 宝物が彼は嬉しかった

いつまでもこんな状況が 続いてくれたらいいと思った

彼はますます絵が好きになった もっと素晴らしい絵を描きたい

描きたいのは自分のこと もっと深い自分のこと

最高傑作ができた 彼女も素敵ねと笑った

誰もが目を背けるような 人の浅ましい本性の絵

 

誰もが彼の絵に眉をひそめた まるで潮が引くように人々は去った

変わってくのは いつも風景

誰もが彼を無能だと嘲る 喧嘩が増えた二人もやがて別れた

信じてたこと 間違ってたかな

 

木造アパートの一階で 彼は今でも絵を描いている

描きたかったのは自分のこと 結局空っぽな僕のこと

小さなころから絵が好きだった 理由は今じゃもう分からないよ

褒めてくれる人はもういない 増える絵にもう名前など無い

 

気付けばどれくらい月日が過ぎたろう その日久々に一枚の絵が売れた

変わってくのは いつも風景

その買主から手紙が届いた 桜模様の便箋にただ一言

「信じてたこと 正しかった」

 

つ、疲れた……。

「変わってくのは いつも風景」

ここがこの曲を最もよくあらわしていると思う。

とある名のない絵描きの一生は、彼は変わらずに周りだけが変わって、良くも悪くも

変化していく。そう意味でもタイトル「無題」なのかなぁ。増える絵にもう名前など無

いしね。そうすると曲中での絵って人の人生の比喩なのかな。うーん、難しいね。

一番とラスサビの「信じてたこと」の意味の違いも考えてみたい。

一番は純粋に売れる、世に認められることだろう。

ラスサビは……なんだろう。「彼らしい絵」を描いてくれる事かな。

PVを良く見てもらえると分かるのだけど、花、彼女、置物など2番以外、彼は

終始自分以外のものしか描いていない。2番の所では彼女が彼の絵をビリビリに

破いているけど、素敵だと始め言った絵がどんどん彼に重なって見えてきて、嫌に

なってしまったのかなぁ。

きっと彼は優しい人だったんだね。うん。

この曲はクリエイターには少なからず響く曲だと思う。

リスナーの求めるものを作るのが正解なのか、自分の作りたいものを作るべきか。

求められている物と作りたいものが離れていくと、少なからず当たる壁。

どっちが正解なんてのはきっと無いのだけれど、この曲を聴いて少しでも

考える機会になったらよいと思う。

最後におすすめもう一個。


amazarashi 『自虐家のアリー』

イントロが好き。

ではまた。

 

 

初めまして

今日、晴れて人生初ブログ開設です

こういったものは初めてなのでどういうこと書いたら良いのか、

どういうことを書いたら読者の皆さんが嬉しいのかは分かりませんが、

好きなことをたーっと書いていこうと思います

気ままに読んでくれると嬉しいです

ちなこれは友人に触発されて書いたものなんですよ

影響受けやすいのでね

そっちも見てくれると喜ぶと思いますよ 

私の購読中の所から飛べますので

是非今後ともよろしくおねがいします